名古屋大「名大祭」、職員組合の反対声明により自衛隊ブースの出展を中止
名古屋大学の学園祭「名大祭」を企画・運営する実行委員会は6月12日、会期中に予定していた自衛隊ブースの出展を中止すると発表しました。大学の職員組合が中止を求める声明を出し、大学側が実行委員会に対応を求めていたということです。
中止になった企画の内容
名大祭は6月11日から14日まで、名古屋大学の東山キャンパス(名古屋市千種区)で開かれています。自衛隊ブースの出展は、会期中の13日に予定されていました。
実行委員会によりますと、この企画は車両の展示などを通じて自衛隊の災害派遣活動を紹介する内容で、事前に大学の承認も得ていたということです。名大祭で自衛隊のブース出展が計画されたのは今回が初めての試みでした。
職員組合が中止を求める声明
これに対して職員組合は12日、自衛隊ブースの出展を「一面的な宣伝活動だ」として、中止を求める声明を出しました。これを受けて大学が実行委員会に対応を求め、実行委員会は出展の中止を決めました。
実行委員会は「企画の中止は残念ですが、引き続き名大祭を楽しんでほしい」とコメントしています。
職員組合について
声明を出した名古屋大学職員組合(名大職組)は、大学の教職員で構成される労働組合です。非正規の職員も加入でき、1987年に制定された名古屋大学平和憲章の制定運動で中心的な役割を果たしました。大学が軍事目的の活動に関与しないことを重視する立場を取っています。
実行委員会について
名大祭の実行委員会は、名古屋大学の学生が主体となって企画・運営する団体です。学生たちは模擬店や研究公開、装飾、会計など学園祭のあらゆる運営を担っているようです。
最終的な中止の判断は実行委員会自身が行いましたが、組合の声明と大学側の対応が学生の自主性をめぐる議論を呼んでいます。
他大学の学園祭でも
学園祭をめぐっては、東京大学でも今年、学園祭「五月祭」の一部の日程が中止となっています。
X上の反応
「これこそまさに教育現場の萎縮じゃないのか?学生が準備したものを直前になって潰す卑劣な大人は教育者として不適格。」(産経記事、埼玉県議会議員 諸井真英氏)
「来年の受験生にはこの大学が一部の政治思想を持った人達に牛耳られてて、学生の自治権なんて建前ですら無いと知れてよかったですね。」
「これが左翼の正体。この圧力に加担してない名古屋大学の人は抗議の声を上げよ!」
出典: 産経新聞(2026年6月12日)https://www.sankei.com/article/20260612-U6IQFB2WDNOLHC64S3MAZNAR5E/